時分の花

2012年12月1日 読書
 ダンスマガジンの最新号を立ち読み。
 美しい表紙写真。
 素晴らしい。欲しくなる。見ているだけでうっとり。

 軽やかで、本物の白鳥みたい。
 いいなぁ、素敵だ、ほんとうに素敵。 

 
 さてところで肉体。
 日常的には疲れやすくなり、体のあっちこちにガタがきている。
 そんなお年頃なのさ、オンナの曲がり角なのさ。

 …と、痛感する一方、実際のところ、衰えて行くばかりではないことも感じている。
 集中力、持久力、筋力、体力。
 若い頃よりもずっとずっと上昇しているような気がする。

 いや、実際は、それらのいずれも、間違いなく衰えているのかもしれないけれど、それらが「相互に補完しあう能力」が高まっているのは確かだと思う。
 


 世阿弥君が言いました。

 「時分の花」
 
 いーこと言うね世阿弥君。
  

 しかし、バレエみたいな、あらゆることを超越しなくてはならない芸術には、「時分の花」という言葉はもしかしたらそぐわないのでは、とも思ったりもする。



 だけどワタクシは、素人の万年へっぽこバレエもどきだからこそ、「自分の時分の花」を信じ続けたい。
 今だからできること、今だからやれること。
 それで、いつだって今が一番調子が良くて最高。 
 
 ほんとにそう思うの。
 だってさ、体が軽くて軽くてしょうがないんだよ。    

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