マスクをして歩いているわけだが、それでも、かすかに、確かに、花の香りを感じた。

 あれは確かに花の香り。
 あれは確かに梅の香り。

 
 大気にいろんなものが飛散してむずむず大変で、マスクが手放せなくて、それでも、マスクを通り越してやってくる春。すごい。春のチカラはすごい。



 ところで上記とは全く関係の無い話。
 
 昨夜はずっとyou tubeでマドンナを見ていた。
 好きなものはずっと好きなままだ。
 憧れていたものはずっと憧れのまま。


 憧れの対象は、遠ければ遠いほど良い。
 遠ければ遠いほど、うっとりと陶酔できる。


 少しでも近いと、純粋な憧れの気持ちはなぜか濁って、つらくて悲しくなる。
 うっとりと陶酔できなくなる。

 そうして、憧れを失う時って、実際に掌中にあったものを失うよりも、絶望感が強いような気がする。

  

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