NHKで放送していた、特定の人物を7歳から7年ごとに記録してゆく番組を少しだけ見た。
 7歳から記録し続けて、今年が28歳とのこと。

 みんな立派な大人になっていて、すごいなぁ、スクスク成長して本当に素晴らしい、エライ!と感動してしまった。
 
 7歳の頃から28歳まで、それなりに色々なことがあっただろう。
 しかし、7歳の頃にはすでにその人の「本質」が見え隠れし、その「本質」は28歳まで変わっていないのでは?と感じた。
 
 つまり、色々なことがあって、すっかり大人になっても、変わらないものがある。
 性格だけではなく、夢や希望や考え方だけではなく(途中で夢や希望や考え方を方向転換しなくてはならない場合は多々あるわけだし)、何と言うか、1本筋がきちんと通っている気がした。すごくちゃんとしている。

 テレビ視聴者である他人だから、単純にそう見えてしまうのかもしれない。
 本人達からすれば、紆余曲折だらけで、筋なんて通っていないし、通せないし、7歳から変わっていないだなんて、そりゃおかしいありえない、と思うことだろう。
 ワタクシ自身もそう感じるから。

 それでもやっぱり、みんな若いのに、すごくちゃんとしているなぁと感銘を受けた、尊敬する、本当に。

 
 ワタクシも他人から見たらちゃんとしているんだろうか?

 子供の頃には夢や希望を特に抱かず、考え方も持っておらず、そのまま大人になってしまい、ある時突然「自分が居ないこと」に気付いて崩壊したり。
 7歳のころから、まぁ28歳はとっくに経過しちゃったわけだけれど、現在に至るまで、ワタクシはワタクシの本質を保っているとは思えない。

 と、つくづく感じて、がっくりと、ええ、テレビ見て落ち込んだわけです。
 
 ザッパーン…    

 
 あ、画像は読みたい本です。

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