「七緒」の最新号を立読み。
 すっかり秋冬です。

 浴衣にも夏着物にも袖を通さぬまま、秋になってしまいました。
 嗚呼。
 だって、だって、暑すぎるんだもの。
 または、ひどい風雨だったり。

 今日あたり、ぎりぎり薄物を着ても大丈夫だろう、お着物で出かけたい、と思っていたが、雨なので断念。
 
 要するに、ああだこうだ言ってばかりで、えいやっ!と和装の準備して、ちゃちゃっと着てお出掛けする気合が足りないだけなのだ。
 うむー。

 気合か。
 そもそもお着物でお出掛けするのに、気合を要するようなスタンスである、という点に問題があるのだな。

 しかし、きちんと素敵に着こなしたいし、たまにしか着ないくせに細部に妙なこだわりがあったり、準備や片付けにスペースや時間が必要だし、やっぱり気合がいる。
 着物、大好きだからこそ、気合が入ってしまう。

 さらに記せば、その昔、某呉服店系の着付け学校に通っていたことがあり(専攻科前期で中退。職場が変わり頭の中が大混乱して、着付けもままならなくなったというヘタレな経緯)、おかげさまでどうにか「きちんと」着ることができるのだけれど、未だに、「きちんと着ること」を第一目標とする呪縛からなかなか逃れられず、お着物ライフをのびのびと楽しみきることができない。
 いいかげん、脱出すべし自分。人生は短い。 

 大好きな秋単衣の9月!
 ゆるゆるとささっとお単衣でお出掛けしたい。今月こそ!! 
  

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