ナポリタンが食べたーいっ!!

 先月末に発売されたばかりの「日本全国 懐かしくておいしい! ナポリタン大図鑑」を立読みして以来、ちょっと油っぽさのあるアイツ、決してイタリアンテイストではない赤いアイツ、のことで頭がいっぱいに。

 ことさら、ナポリタンには思い入れはないのです。
 子供の頃、お家で母が作ってくれるのは専らミートソースで、ナポリタンよりもミートソースが好きだった。
 ナポリタンは、うーん、いつ、どこで食べたのかな。
 ちゃんと「ナポリタン」として出会うというより、外食におけるハンバーグや何かのつけ合わせで出会い、食べてきたような気がする。

 周辺に古き良きタイプの喫茶店ってのがなくて、そうしたお店に特有のナポリタンに巡り会わないできた、というのもある。

 しかし。
 ナポリタン。
 当然、嫌いではない。なんか知らんが

 「ナポリタン」

 心躍る響きであります。

 この本を読んだら、ナポリタンに特に思い入れがなくても、ナポ欲にかられ、抑えきれぬナポ欲に苦悩することになる。
 この休みの間も、結局、ナポナポナポナポと思いながらも、ナポに至らず、ナポ欲を引きずったまま、そんな赤い欲望でいっぱいの心でありながら、何食わぬ顔で明日は出勤するのであります。
 もう、ナポリタンなら何でもいいの。何でもいい。


 著者の名前がすごくいーのです。
 「イートナポ」さん。
 立派な本を出すってのに、著者名が「イートナポ」。
 自分よりもナポリタンが主役、ナポリタンへの愛、ナポリタンに生命を捧げる生き方を感じました。
 イートナポさん。
 
  

コメント

藻湖
藻湖
2013年9月16日23:28

わかります!ナポリタンの魅力!洋食だけど実は日本生まれという立ち位置がなんとも愛おしいのか、ソーセージのようにチープな食材でなければいけないところが愛おしいのかよく分かりませんが、ナポリタンにはとても惹かれます。というか、やっぱりなんと言っても美味しいのが魅力なんですけど…。

準カカオ純
2013年9月17日21:50

>藻湖さま

 ナポリタン、庶民的であればあるほど素晴らしい、というところが素晴らしいですよね☆
 おいしいナポリタン最高!

 そしてまた、おいしくなくても最高!
 例えば、「わずかな具・ケチャップ味のみ・しかも冷めている」としても、なぜか腹が立たず、むしろ愛おしさがこみあげてきてしまう
 ナポの魔力でありますね。

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