現役の東京大学大学院生の可愛らしい女の子、いや、もう20歳過ぎたら女の子だなんて呼んではいけないのかもしれないけれど、可愛らしいことには間違いない大石蘭さんの漫画エッセイ。

 涙が滲んだ。

 妄想娘といっても、ワタクシのように中学生の頃からドロドロ(時にエログロ)とした妄想にまみれていたような娘ということではない。
 可愛いものや綺麗なもの椎名林檎が大好きで東京に憧れている、地方の街のごくごく普通の高校に通う女の子。
 東京に行きたい、ということで、東大を目指すのです。 
 嗚呼、若いって素晴らしい。

 とにかく、ひたむきでかわいい。
 めちゃくちゃかわいい。
 ひたむきって可愛くて美しいことだなぁとしみじみ。

 東京の予備校に、エミキュー着て行く。
 予備校の先生に一生懸命付いて行く。
 誰のためでもなく、自分のために、あきらめずにとことん頑張る。

 
 ワタクシもこんな時代があっただろうか?
 いやぁ、ないなぁ。
 ひたむきに頑張ったことなんてないんじゃない?
 それは人生的にもったいないことなんじゃないかしら。
 

 ということで、今から政治家でも目指します!じゃなくて、とりあえず、毎日ちゃんと生きて通勤する。
 あ、そうか、そこんとこに関してだけは、うん、ひたむきだ。

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