銀座の小さなギャラリーに、Jeanloup Sieff の写真を見に行った。
 好きな写真家の1人。


 ワタクシは写真に詳しいというわけではなく、単なる写真好きなので、誰の何がどうだからどうして良い、というようなことは、よくわからない。


 今、写真はかつての写真とは別のものになっているような気がする。
 高い性能がありながら手軽なカメラ、素人でもらくらく加工ができるソフト、素人でもそこそこにスタイルが良く可愛いモデル・・・・・
 要するに、写真は、「特別な何か」が無くても成り立つものになった。
 良い悪いではなく、そう進化した、進歩した、という事実。

 
 ワタクシは写真を愛しているので、芸術であって欲しい、美術であって欲しいと切に思っている。
 なにも、高尚であれ、といっているわけではない。
 特別な何か。
 うっとりとドキドキと、美しさにため息が出るような、心のどこかにひっかかるような。

 
 モノクロの黒。光の白。プリントの美しさ。印画紙の質感。
 写真家の目。簡単には真似のできない技術。
 
 写真のチカラってもんを、ワタクシはまだ探求していて、信じ続けている。
 
 

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