三島由紀夫の肉体

2014年11月25日 読書
 を立ち読み。おお!記していて今、気づいたよ!今日は三島由紀夫の日だ!
 ほんと偶然。


 大変興味深い本だったので(三島由紀夫君の肉体に萌え☆というわけではないです)、買って読みたいと思ったが3,000円を超えているので躊躇。
 本は出会いだ。値段はあまり気にするまいと思っているが、先月から本代がかさみ、さらにベルトが壊れてしまった腕時計の修理が思ったより高くついたりで、いろいろと。。。


 三島由紀夫がめちゃめちゃに体作りに励んだことは有名だ。
 理由も様々に言われている。


 ひ弱だった幼少期の己を克服するため
 究極のナルシスト
 人に見られる仕事に憧れていた
 「老い」に対する抵抗
 強くなりたかった


 などなど。

 きっと全て当てはまるのだと思う。
 スポーツや武道のためだけの体作りではないのである。
 だからこそ、三島由紀夫の体作りと肉体は興味深い。
 そもそも作家(発言力のある「文化人」でもあった)なのだから、ムキムキの体は必要無いのだから。



 「わかる気がする」、と記すのはあまりにもおこがましいことだが、三島由紀夫の気持ちが、なんとなく、なんとなーく分かる気がする。
 
 
 動機を一言でいえば、おそらく、「克己」だ。

   
 己を克服して、その先に何を見ていたのか・・・?
 さすがにそこまでは想像もつかない。
 この本を読めば分かるのかもしれない。
 
 
 ワタクシが現にチマチマと自己流で筋トレをして肉体改造を楽しんでいるのは、恥ずかしながら上記に挙げた理由すべてによるものである。
 で、何を目指して何を見ているかって?
 

 ・・・結局、単に、目の前の鏡しか見ていなかったりもする。
 

 
 

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