突然の別れ

2015年4月9日 読書
 人間でも動物でも、あるいはお店でもなんでも、また会える、また行けると思い込んでいたモノが、突然なくなってしまうのは、とてつもなく寂しい。

 なくなってしまってから、ああ、もう一度、会いたかったなぁ、行きたかったなぁ、とつくづく思うのだ。
 あれが最後になっちゃったのか、と。



 そして、さめざめと泣く。



 泣いて何が変わるでもなし、なのになぜ人は涙を流すのだろう。
 眼球や瞼が熱を帯び、翌朝には「メガネを外したときのノビ太君」みたいな目になるのは分かっているのに。


 もう会えないと思うと寂しい。
 単純に寂しい。
 寂しいから泣く。
 それだけ。
 

 

 

 

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