坂東三津五郎 踊りの愉しみ (岩波現代文庫)
2015年6月30日 読書
これ、欲しい本。これと、もう1つ「歌舞伎の愉しみ」も欲しい。
結構なお値段がします。岩波現代文庫。
でもそれなりの価値のある本。
坂東三津五郎さん、好きだったなぁ。
みつごろうさんというより、八十助さん、と思ってしまう。
去年の8月、数年ぶりに歌舞伎座で見たお芝居が、三津五郎さん主演の「たぬき」だった。
勘三郎さんが亡くなって、三津五郎さんが亡くなって。
貴重な財産、「人財」を失ってしまったのだなぁと痛感。
踊りの愉しみも歌舞伎の愉しみも、両方とも先々買うつもりで、少し立ち読みしたのだけれど、わたしら素人でも楽しめるし、勉強になって面白い。
昨今、「芸談」というものをあまり見聞きしなくなったけれど、これは、三津五郎さんによる、それはそれは端正で明瞭快活な、芸談。
踊りをたしなむわけでなし、邦楽に詳しいわけでなし、それでも芸談は面白くて、なぜか中学生くらいのころから好きだったのだ。
なんだろうねぇ、何に惹かれたのかな。
すっかり大人になった今、それをあらためて考えるのも面白い。
亡くなった、好きだった役者さんのことを考えるのはやめよう。
「もし生きていたら、なんて、そんなしみったれたこと、よしてくださいよ」 って、彼らは思うに違いないのだ。
結構なお値段がします。岩波現代文庫。
でもそれなりの価値のある本。
坂東三津五郎さん、好きだったなぁ。
みつごろうさんというより、八十助さん、と思ってしまう。
去年の8月、数年ぶりに歌舞伎座で見たお芝居が、三津五郎さん主演の「たぬき」だった。
勘三郎さんが亡くなって、三津五郎さんが亡くなって。
貴重な財産、「人財」を失ってしまったのだなぁと痛感。
踊りの愉しみも歌舞伎の愉しみも、両方とも先々買うつもりで、少し立ち読みしたのだけれど、わたしら素人でも楽しめるし、勉強になって面白い。
昨今、「芸談」というものをあまり見聞きしなくなったけれど、これは、三津五郎さんによる、それはそれは端正で明瞭快活な、芸談。
踊りをたしなむわけでなし、邦楽に詳しいわけでなし、それでも芸談は面白くて、なぜか中学生くらいのころから好きだったのだ。
なんだろうねぇ、何に惹かれたのかな。
すっかり大人になった今、それをあらためて考えるのも面白い。
亡くなった、好きだった役者さんのことを考えるのはやめよう。
「もし生きていたら、なんて、そんなしみったれたこと、よしてくださいよ」 って、彼らは思うに違いないのだ。
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