泣くことも叫ぶことも、イライラすることも怒ることも、感傷に浸りぼんやりすることも、あるいは笑い飛ばすこともできない「想い」というのが、1つだけある。
 
 上映中の映画「キャロル」を見に行きたいなぁと思っていて、その映画評をふと新聞で目にしてから、この「想い」が久々にこみ上げてきて払しょくできず、今、苦心している。
 
 胸が詰まるような感じで、たいがい、涙を流せばすっきりするのだけれど、それができない。
 「行き場がない」という表現がぴったり。

 それで、つい、今、気づいたのだけれど、この、独特な、胸が詰まるような苦しさは、普通(男女)の色恋のなんやらかんやらの時とは、種類が違うのだ。
 ずっと、同じだと思っていたし、信じていた。

 人によって様々だろうけれど、私の場合は違う、ということをはっきりと自覚した。
 

 要するに、いつまでたっても、消化されない想いだからなのだろう。
 
 この切なさ、あまり心地よくない。
 うっかり引き金を引いてしまったようで、これはもう思い切って映画を見に行って、浸ってくれば、解消するのかもしれない。
 

コメント

Aimee
2016年2月19日22:25

わたしもこの映画、見ようかどうしようか悩み中です。映画館で見て凄い顔になって町中に放出されてもよいもんだろうか、と。

準カカオ純
2016年2月20日22:19

>Aimeeさま
 とても素敵な映画のような気がしますよね。
 泣くかもしれない、と思っています。
 ・・・あ、そんなこと考えていたら、また切なくなってきちゃいました(笑)

 

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索