この本を立ち読みしてから、もっぱらパスタはこの方法で作ります。
フライパンに適量の水となんやらかんやらを入れれば完成。
この手法は、目からウロコな感じでした。

大きいお鍋にたっぷりのお湯をわかして、なんて、やってらんない。
暑いし、熱いし、重いし。

パスタやらともかく麺類ってのは、レシピ通りでなくてもなんとかなっちゃうものだ。
あまり食べないけれど。


今日は目的地まで都バスで行ってみた。
なんとなく、ちょっと冒険気分を味わいたかったのと、そのルートには、思い出のある場所がいくつもあるので、思い出巡り的に、という気持ちもあった。

そして、いつ、どうしてその地に貴女と行き、その店に入ったのか、記憶がひどく曖昧な店が1件あって、それも確かめることもできた。
小さなイタリアンの1軒家レストラン。
どうしてその店に行ったのか、何を食べたのか、全く思い出せなかったけれど。


7月のお盆というわけでなし、8月のお盆でもなし。
中途半端な、平日のお寺は閑散としていて、広い境内と巨大な建物を怖く感じるくらいだった。

近代的で、やけにクリーンな納骨堂は「墓所」とはまったく趣きが異なるので、初めて訪れた際にはびっくりしたものである。
しみじみする感じも、全く無い。

2度目なのでちょっと慣れた。
受付を済ませ、指示された場所で指示されたように待っていると、モニターに指示が出る。
その指示に従って、指示された「ブース」(「〇〇の間」と名前はついているが、仕切りがあって並んでいる、まさにそこはブース)に向かう。

指示された通り、ボタン押すと、パカーンと、ふた昔位前ならばギャグ扱いされたのではないかという様相で、墓石風な表札みたいのが現れる。

どういう仕組みか分からないけれど、「ブース」にお参りするスタンバイが整うと、お焼香ができるようにならしい。

普段着のヘラヘラした服装ながらも、作法通り焼香し、とても綺麗な表札に向かって、目を閉じて手を合わせる。

涙が溢れます。
この姿は、客観的に見ると、ものすごく滑稽でしょうね。多分。

貴女がそこに居ないのは分かっているのです。
(「千の風になって」みたいですが。そういえば、私達、この歌真似をして、笑いあったことがありましたね)

ただ、遺された方々を、少しでも、励ますつもりで。
自己満足かもしれませんが。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索